晋書と宋書の翻訳に関して

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野に遺賢ありとはこのことか

 ネットの恩恵に浴すること久しく、今がどれだけ恵まれた世か、しみじみと感じる。その具体例の一つが翻訳だ。記事のタグから察せられるとおり、個人的には魏晋南北朝に対して、多大な興味を持っている。然れども悲しいかな。浅学非才の身にとって、漢籍を読むのはあまりにも骨が折れる。現代語に訳すともう、そちらで手一杯となり、文章内容が頭の中に入ってこない。まして書き下し文をモニター上に打ち出すとなれば、常用外漢字祭り開催中! となってすさまじく時間がかかる。で、思う訳だ。誰か訳してくれねーかなーと。

 ネット黎明期は、まだまだ情報収集に手間がかかった。ウェブで検索するよりも、書店に走って専門雑誌を読む方がマシだった。ところが、近年は誰もかれもがネットに繋がり、それに伴って貴重な情報をアップする人々も増加した。以下、素晴らしいサイトの紹介だ。

 

 

 

 

 

 これこそまさに公益に、資するサイトと呼ぶべきか。まるで、諸人にアクセス可能な知の集積というインターネットが目指した理想を、体現したかのような存在だ。ネット普及以前であれば、こうした知を有する方々がいることすら、分からないままだったに違いない。論文だとか学術会報だとかを一般人が目にする機会はまずないんだから、志ある人物が労苦を重ねて自費出版した著作を風の便りに聞き知って、紆余曲折の末にそれを手に入れるしか方法がなかったはずだ。功も罪もあるけれど、やっぱりネットってすごいね。で、上記のサイトを閲覧するにつけ、制作者の方々の学識に感服する訳よ。野に遺賢ありっていうのは、何も過去の話じゃないんだね。こうした良サイトに刺激を受けて、新たな知が誕生するんじゃないかな。自分でも、うだうだ言わず、何か現代語に訳したい気持ちになってくる。まあ、ちまちま書いてみますか。いつアップするかは分からないけれど。

 ついでながら、こうしたサイトに並べて表示したかったものに解体晋書がある。残念ながら会としては活動停止ということで、代表者の方が今後個人で運営なさるそうだが、昔から知っているサイトだけに是非ともご活躍を期待したい。

 

 

 

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