オーブンを使用しなくとも
今回の更新で記事数が70になった。ようやくと言おうか、早くもと言おうか、節目の100回が視界に入ってきた。元来飽き性な自分にしてはようやっとると評価していいだろう。で、お祝いがてら、久しぶりにローストビーフを作ることにする。
オーブンを用いずに作るので、まあローストビーフもどきと表現するのが妥当かもしれない。しかし、そこそこお手軽なやり方だから、結構気に入っているっちゃ気に入っている。まず、冷蔵庫から取り出して室温に戻した牛もも肉に、塩とコショウをすり込む。こんなに塩分を摂取して大丈夫なのだろうかというくらいの量をすり込む。

続いて、良く熱したフライパンで牛肉の表面を焼く。あ、今日は我が家のエースたる「ツインバード ヘルシーグリルなべ EP4166」(6ヶ月ぶり2度目)を使うね。つーか、そもそもこれを買おうと思い立ったのは、ローストビーフ作りに使えそうだと感じたからだし。原点回帰だよ。
この時点では中に火を通さない。あくまでも表面を焼き固めるだけだ。計6面を抜かりなく、それぞれ焼いて色付けて、差し水したら蓋をする。あとは気長に待つばかり。中心の色合いをどうしたいかによって加熱時間が変わってくるんだけれど、今日は(コンロの火加減で表現するなら)弱火で10分ほど蒸し焼きにする。で、所定の時間が過ぎたところで肉を取り出し、冷ます。人によってはアルミホイルに包んで余熱を利用するかもしれないが、ズボラゆえに省略。男の料理に細やかさは要らない、ということにしておこう。面倒くさいのは好みじゃない。


ちょっとしたコツ
ここで重要になってくるのは、肉汁が落ち着くまでの時間だ。過去に何度も、
空腹に負けてすぐ食べようとする→切り分ける最中に肉汁ドバドバ流出→物足りない味
という悲哀を舐めている。酒を飲みながら待つ。今日の銘柄は、牛肉にちなんでジンのビーフィーターだ。ほら、ローストビーフと言えばイギリスでしょ。外も雨が降ったり止んだりで、イギリスっぽい雰囲気だし(偏見)。


1時間半ほどしてから切り分けたのが、ご覧の状態だ。一口つまんでみると、しっかりとした塩気が感じられる。調理中に出た肉汁を使ってグレービーソースを作ろうかと考えていたけれど、今日の味なら特にソースなしでも大丈夫そうだ。あとはビーフィーターのソーダ割をチビチビ吞みながら、牛の旨味を堪能しよう。


にほんブログ村


コメント