代打満塁逆転サヨナラ優勝決定ホームラン

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今は無き球団の思い出

 あれからきっかり20年が経った。もうそんなに時が過ぎたのかという感慨もあれば、若き日に思い描いた未来図とはずいぶん異なる現状だなという切なさもある。ま、愚痴をこぼしたって仕方ない。せっかくの思い出深い日だ。かつて応援していたプロ野球球団の話をしよう。

猛牛・いてまえ・ミラクルバファローズ

 プロ野球の試合結果やペナントの行方に興味を持ったのが、1992年のことだった。幼い日に買ってもらった帽子の影響か、気付けば近鉄バファローズを好きになっていた。近鉄には全然接点がない土地で生まれ育ったのにもかかわらず。

 まだネットが普及する前だから、触れられる情報なんてニュースのスポーツコーナーか、はたまた新聞や雑誌を通じたものくらいしかなかった。しかし、それらを通じて知る近鉄バファローズは、ちょいとばかり「人と違うこと」にアイデンティティを見出していた当時の自分にとって何とも魅力的なチームだった。個性的な選手たち。ホームランのポンポン飛び出るド派手な攻撃。波に乗ればどこまでも連勝し、一度躓くとどうしようもなく負け続けるちぐはぐなチームカラー。何となくいびつで不完全なんだけれど、それがまた痛快でもあった。特にブライアントのホームラン場面をニュースでたまに目にする機会があれば、そりゃもう嬉しいこと限りなしという感じだったなぁ。そして、知れば知るほど、ファンになるのが少しばかり遅すぎたと後悔したものだ。近鉄がパ・リーグを制したのは1989年、あの「10.19」が1988年のことだったから。野茂、阿波野、赤堀、清川、高村、大塚、岩隈、大石、新井、ブライアント、石井、中村紀、ローズ、クラーク、鈴木、村上、礒部、水口、吉岡、川口、鷹野、古久保……記憶に残る選手を数えたらきりがない。猛牛打線、いてまえ打線、ミラクルバファローズ……どれもこれも魅惑的な響きだ。

 2001年の9月26日だった。近鉄バファローズの優勝を待ち望みながら日々を過ごすこの身に、とんでもないニュースが飛び込んできたのは。今回の表題である「代打満塁逆転サヨナラ優勝決定ホームラン」だ。こんなに劇的な優勝、見たことない。遠隔地在住の悲しさで、現地での観戦なんて不可能だからニュース映像で目にしただけなんだけどさ。それでも、同時代に見聞きすることができたってだけ幸せだ。ホームランは野球の華なんて言われるそうだけれど、これくらい突き抜けてすげぇ本塁打はないでしょう。北川選手、名を刻んだね。プロ野球の歴史に。100年経っても語り継がれる偉業だ。

 何も考えず、思うところをグダグダ書いた。もしかしたら、20年前の今日に思いを馳せ、近鉄バファローズについての興味深い話をネットへアップした方がいるかもしれない。見付けられたら、それを肴に晩酌といこう。

 

 

 

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