拙い立ち方

足がつるよもやま話
よもやま話
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腰痛去ってまた一難

 腰痛の手を逃れたS口(えすぐち)を待っていたのは、また地獄だった――などと、ボトムズの予告風に今回の話を始める。随分と前に、腰痛予防の立ち方を工夫している旨の話を書いた。

 

 

あれから色々あって、現在は長時間立ち仕事の身だ。で、いつの間にやら爪先というか、足指の付け根に体重のかかる立ち方になっていた。そのおかげで、かつてのような腰痛はなくなった。だが、立ち方が変わったために、新たな問題に直面することとなってしまった。端的に言おう。足がつるんだよ、夜中に。夜ごと夜ごとにって頻度じゃないが、時々強烈なやつが来る。で、痛みのあまり目を覚ますという地獄に落ちている。最初は水分不足が原因かと考えていた。ただ、それだと説明の付かない状況が幾度となくあった。だから、次の答えに達した。立ち方のせいだ、と。

脛イタイイタイなのだった

 足がつるのは決まって就寝中だ。それも脛。つる部分が日によって違わないんだから、まず自分の見立ては正しかろう。仕事中は足裏への体重のかけ方なんぞ気にしていられない。腰痛持ちだった以前の立ち方をすまいと思うあまり、気が付けば足の爪先に力が集中しているという次第だ。せっかく禁酒の効果も相まって体重が減ったのに、どうにもイケてないわ。同じ場所にじっとしているなら、まだ立ち方に意識を向ける余裕があるんだけれど。

 立つにせよ座るにせよ、特定箇所にだけ体重がかかる姿勢は間違った姿勢らしい。夜中に足がつる現状は、正しくないという訳だ。では、どうして誤った姿勢になっているかと考えれば、ここでまた陳寔(ちんしょく)さんの出番。習い性と成りってやつだ。陳寔は古代中国の人。ちっとばかり脱線すると、この人、泥棒を予想外の手段で更生させた話が有名で、三国志好きな方なら陳羣・陳泰親子のご先祖として知ってるんじゃないかな。詳しくは「梁上の君子」って言葉で調べてね。で、話を元に戻すと、日頃の習慣が人を形作るという話で、腰痛になる人も自分みたいに夜中に足がつるオッサンも、日頃の(文字どおりの)姿勢に原因があるのだ。いやはや、正しい姿勢ってものを普通教育で教えればいいのに。まあ、出来るだけ仕事の合間に足裏へ意識を向け、爪先にも踵にも等しく体重がかかるようにしようかね。

以下蛇足。習い性と成りって言葉を調べたら、これ『書経(尚書とも)』が起源なんだね。初めて知った。それから、親友がnoteで、人は習慣によって形成されるって旨の話を述べていた。これは奇遇。

 

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