安彦良和の漫画

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美麗な絵

 昨日は届いたICカードリーダーライタを使ってマイナポイントの申請をした。いやもう、四苦八苦の悪戦苦闘で、パソコンにアプリをダウンロードしたまでは良かったけれど、そこから先で躓いて、えらく時間を取られた。暗証番号入力画面が起動するまでの時間が長すぎるんだよ。おのれデジタル庁め。まあ、何とかなったんで、せっかくだから来年の2月はe-taxで確定申告してみようかね。

 さて、今日も引き続き漫画の話だ。取り上げるのは安彦良和なり。世間ではガンダムのキャラデザインで有名かな。それとも、イラストレーターとしての実績の方が知られているかな。いずれにせよ、この人の絵は見たことがあるって方は多いだろう。

 安彦良和の漫画で最初に買った単行本は、『ヴィナス戦記』だった、と思う。いや、もしかしたら『クルドの星』かもしれん。中学生の頃の記憶なんで、我ながらかなり怪しい。ともかく、一読してファンになったね。その後も『虹色のトロツキー』や『ジャンヌ』、『イエス』、『我が名はネロ』なんかを購入した。とにかく、この人の絵は余白と陰影の対比が抜群に上手い。だから、一目で安彦良和の絵だと分かる。そのせいって訳でもないんだろうけど、ストーリーが絵に負けていると思える作品もある。それくらい絵に惹きつけられる。後世、美術史ならぬ漫画史が確立したら、間違いなく名前が残るだろう。

安彦良和にありがちなこと

 まあ、そんな人なんで、安彦良和の作品に関する論評はたくさんある。よって、生来天の邪鬼な身としては、ここで作品解説だとか画風だとかを論じる気はない。代わりに、安彦良和の作品にありがちなことを挙げる。これは、書いてる人が少ないんじゃないかな。

1、敵(かたき)役は気障でイケメンないけ好かない優男

 それこそガンダムのシャアや『アリオン』のアポロンから始まって、主人公の行く手に立ちはだかる敵役はほぼこれ。そうでない敵役は、大抵が物語の途中で主人公にサクッとやられるか、最後にあっけなく死ぬ。安彦良和はイケメンの優男に恨みでもあるのだろうか。とにかく、イケメンの優男が出てきたら気を付けないといけない。

2、官憲は横暴で口癖が「オイコラ」

 ご本人の体験からだろうか、常に官憲は横暴というか、横柄な態度だ。んで、必ずと言っていいくらい「オイコラ」とがなり立てる。古代ローマでも、昭和の満州でも全く変わらない。コーラを飲んだらげっぷが出るくらい確実に、官憲は「オイコラ」と言う。もはや出オチのレベル。

3、いい奴は髭面のオッサン

 主人公に理解のある大人は、高確率で髭面のオッサンだったりする。シムス大佐だとか辻政信だとか例外もいるけれど、味方にいる髭面のオッサンは信頼していい。

4、悪人はサディスティックな奴

 敵役じゃない所謂「悪人」は、大体がサディスト。陽気な(最近の言い方をすればサイコパスゆえに一見すると明るい)奴はいない。で、この悪人は陰湿かつ執念深かったりする。主人公をいたぶって悦に入ることが多い。

5、悪女は細面で幼馴染は丸顔

 あんまり数は多くないものの、安彦良和の作品に出てくる悪女は基本、細面で目つきがキツい。キツネ顔って言えばいいのかな。逆に、幼馴染や味方の女性は丸顔。悪女なのに丸顔だったのってアグリッピーナくらいじゃね? 話は変わるけど、安彦良和が描くミステリアスな美女は、白目の目立たないタイプが多い気がする。

 以上が「安彦良和にありがちなこと」だ。書いてて思ったんだけど、吾ながらスゲー偏見に満ちた感想だな。少々反省。とまれかくまれ、少しでも安彦良和の作品に興味が湧いた方がいらっしゃれば、ぜひ一読をお薦めする。

 

 

 

 

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