大河ドラマの影響で

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鎌倉時代関連の新書を読む

 積立nisaを始めてからっていうか、約定してから未だ20日しか経っていないのに、投資信託のS&P500インデックス評価額が2500円ほど上がっていた。すげえな、これ。そりゃ、下がる時も来るだろうけれど、労せずしてお金が増えるのを目の当たりにすると、猫も杓子も投資トーシと熱中する世間の風潮もうなずけるよ。とまれかくまれ、コツコツ積み立てていくとしますか。

 さて、今日のお題は鎌倉時代だ。先日、新書を購入した。中公新書の『承久の乱』と光文社新書の『鎌倉幕府抗争史』の2冊だ。どちらも読みやすく、為になる書籍だった。

 新書のいい点は、専門知識に乏しくても本の内容を理解しやすいところだろう。そこそこ読書に慣れ親しんでいる向きにとっては格好の情報獲得手段になる。読み終えると、少しばかり賢くなった気にさえなる。若者にイメージしやすく表現すると、「まとめサイト/動画」の本バージョンって感じ。もちろん、新書だけ読んで他人にマウント取ろうとすると「まとめサイト/動画」だけの知識で賢しらぶってる奴と同じになっちゃうから注意が必要なんだけれど、ある種の「知」について学ぶ入口と考えれば実に有意義なものだと思う。

 話を戻して、それぞれの書評といくか。まずは『承久の乱』から。こちらはいかにも中公新書って感じの少々お堅い雰囲気の本で、日本史を履修してないと読むのにちっとばかり骨が折れるかもしれない。それでも、後鳥羽院(中世なんで、天皇号よりも院号の方がしっくりくるね)に至るまでの院政の流れ、承久の乱の経緯がすっきりとまとめられている。何より、後鳥羽院の文化面での偉大さや、源実朝の政治と彼が目指した鎌倉幕府の将来像について紙面を割いている点が評価できる。良書だね。あと、ネタバレして申し訳ないが、著者の飼う猫の名は「ミケラ」と「レオナ」だ。続いての『鎌倉幕府抗争史』は、太字を有効に活用して視覚的にも初学者に気を配っており、好ましい。コラムや基礎知識の解説も充実している。最も評価に値するのは、鎌倉幕府の御家人たちが殺し合いをするに至った経緯を明瞭にまとめている点だ。専門家ってのは正確に説明し叙述しようとするあまり、些末な情報まで文章に盛り込む傾向がある。それが読み手の知識や読解力を超えていても「私は一向に構わん」的なノリって言えばいいのかな。そういう悪弊が抑えられた本に仕上がっている。こちらも良書だ。お薦めしたい。

いま鎌倉時代がアツい

 ネットの発展により、テレビの社会的影響力は昔に比べて低くなったと言われている。けれどまだまだ、侮りがたいものはある。書店で大河ドラマのフェアが催されるのなんて、その最たる例だろう。で、まんまと影響されて、今回取り上げた書籍を購入したという訳だ。面白いね、鎌倉時代って。日本の中世というと戦国時代がクローズアップされがちだけれど、平安時代の院政期やら、鎌倉時代、南北朝時代、応仁の乱以前の室町時代について触れる機会が多くなれば、より一層歴史が楽しめるんじゃないかと思う。手始めに、地元にある鎌倉時代に関わる神社仏閣を回ってみますか。それはそうと、先週の大河ドラマ、大江広元が無双するシーンで爆笑しそうになった。お前、武士より強いな。子孫の毛利元就もびっくりだよ。

 

 

 

 

 

 

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