小論文の書き方

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 気が付けば、オーディオ機器のレストア動画や洗濯機の分解清掃動画を見ていた。すごいね、ほんと。役に立つ情報ってのは、こうでなきゃ。翻って、己のブログ見直せば、世迷いごとの羅列だけ。されど世のため人のため、役に立つよな情報を、持っているかと問われれば、否と答える他になし。あ、一つだけあるかも。小論文の書き方だ。すげーニッチな需要だけれど、袖すりあうも他生の縁。受験生の皆様もそうでない方も、よろしければご覧下さいな。

市販の本の陥穽

 いや、別に市販されている「小論文の書き方」に関する本を批判する訳じゃない。どちらかと言えば、それを買う人や読む人への批判かな。だから、この記事を読む受験生に先に謝っておく。スンマセン。どういうことか、かいつまんで説明するね。

 基本的に、書籍になった「小論文の書き方」的なものは、一々しごくもっともな内容で大いに為になる。買うことや読むことに問題などない。しかし、ここからが重要な点なんだけれど、それを必要とする人にとって一番大切な情報のみが書かれている訳じゃない。たとえると、レディメイドの背広だよ。誰にでも合うように書かざるを得ない。で、その結果として読み手が判断を誤るっていう事態が生じてしまう。そこの君、なんでいきなり、確かに○○だろうって書いたの? そういう風に書けって本で見た? いやまあ、そんな奇想天外な反論は湧いてこないと思うんだけどさ。それより、君の意見の根拠や理由はどこ? それこそ「小論文の書き方」に記述があったでしょ。え、そんなもの知らない?(絶句)

 おそらく、小論文の書き方についての本は「健康維持に必要なこと」を書いているくらいの意識で、そうした本の買い手や読者は「○○の治し方・治療法」を想定しているような状態なんだろう。

小論文に必要な要素とは

 じゃあ、どうすればいいのか。小論文を書く際に必要な要素を挙げると、以下のようになる。なぜかと言えば、小論文とは自分の意見や主張を論理的に相手へ伝えることが期待されているものだからだ。

1、意見なり主張なりには根拠や理由があること
2、それらを裏付ける具体例なり、仮定なり、引用が存在すること
3、一貫した論旨に基づいて書かれていること


これらの要素を満たしていれば、少なくとも形式的には小論文になる。つまり、採点に値する代物になる。それでは、細かく見ていこうか。

 意見なり主張なりに根拠や理由があるってのは、要するに小論文を読む相手へ判断材料を与える行為に他ならない。これが無くっちゃ、採点する側が困るもの。どんなに稚拙でハチャメチャなものであれ、理由だとか根拠だとかは必要だ。もしもそれがなければ、正誤の判断すらできなくなる。採点以前の問題になるということ。0点扱いされても文句は言えない。

 具体例なり、仮定なり、引用が存在するってのは、嫌な言い方をすれば、それはお前の単なる思い付きだろ、という反論を封じるためだということ。少なくとも、

お前がそう思うんならそうなんだろう、お前中ではな」(元ネタ、何なんだろう?)

という、一時期ネットで見かけた言い回しのような判断を、採点者に下させづらくしてくれる。多分。

 一貫した論旨に基づいて書かれてるってのは、最初と最後に書いてある事柄が矛盾してないっていう意味だ。矛盾が生じた文章に、高い点数与えるような、採点官がどこにいる? いやいない(反語)よ。ほら、みんなもさ、漫画やゲームやアニメで矛盾した後付け設定が出てくると「萎える」でしょ。あれと同じ。

終わりに

 今回の内容がどれほど役に立ったのかは、正直よく分からない。ただまあ、独創性なり他と差をつける文章構成や表現なりといったものは、上記の事柄を身につけてから考えても遅くないだろう。これを読んで不安を覚えた受験生、案ずるなかれ。大半の人はこんなこと知らないで書いてるから。要するに、スタートラインは一緒よ。今までの学校教育が原因。論理的な文章の書き方なんて、従来の日本の教育では重視されてこなかったから。今後はどうなるか分からんけど。逆に、海外の大学に入学したい方はこうした文章を書く訓練をしとくのがいい。え? 自分の意見や主張について、理由や根拠が思いつかない? 遺憾ながら、別の何かを考えよう。多分、チラシの裏に書くべきものだったんだよ。もっといいアイデアが浮かぶはずさ。おそらく。

 

 

 

 

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